こんにちは、英語講師Miaです。
みなさんの英語レベルアップに役立つヒントや情報をさまざまな角度からお伝えしています。
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「~を準備する」は、「prepare」だけじゃないんですか?!
ネイティブが「prepare for」と言っているのを聞いたのですが…

Good point!
「~を準備する」というときは「prepare」でOKです。
ですが、実は「prepare for」を使う方がいいときもあるんです!
今回は「prepare」と「prepare for」それぞれのニュアンスのちがいを学んで、みなさんの英語力をレベルアップしていきましょう!
prepareのニュアンスと例文
- ニュアンス
- 「何かを準備する、用意する」という意味で使われます。
- prepareの後には「準備している具体的な物・事」を続けます。
- 例文
- He is preparing a list of items to pack for the trip.
(彼は旅行に持っていくもののリストを準備しています。)
→ 実際にリストを作成しているところ。 - We need to prepare a detailed report for tomorrow’s meeting.
(明日の会議に向けて詳細な報告書を準備する必要があります。)
→ 詳細な報告書自体を作成する必要がある。 - Please prepare the conference room for the client presentation.
(クライアントのプレゼン用に会議室を準備してください。)
→ 会議室そのものを手配を依頼している。
- He is preparing a list of items to pack for the trip.

prepareの後に “a list of items”, “a detailed report”, “the conference room” のように「準備する具体的なもの」をおいて使います。
「”何を” 準備しているのか」にフォーカスを当てて文を作るといいですね!
prepare forのニュアンスと例文
- ニュアンス:
- 「(~のために)準備をする、備える」という意味で使われます。
- 特定の目的や状況に向けた「準備やプロセス」にフォーカスがあります。
- 準備には、心理的な準備、スキルの向上、資料の確認など、間接的な行動も含まれます。
- 例文
- I am preparing for the exam
(私は試験の準備をしています。)
→ 試験のために勉強する、ノートを復習する、問題を解くなど、試験に向けた行動全般を指す。 - She is preparing for her trip by packing her bags.
(彼女は旅行に向けて荷造りをしています。)
→ 旅行そのものではなく、それに向けた荷物の用意をしている。 - The city is preparing for the storm.
(街は嵐に備えています。)
→ 避難計画の確認、物資の準備、警告の発令など。
- I am preparing for the exam

「prepare for」は、夏休みや面接、試験といった「特定の目的や状況などを成功させるための準備活動」にフォーカスを当てているときに使うといいですね。
「prepare for + 名詞(目的や状況)」の後に、
- by … 「~をすることで」
- to V …「~をするために」
- through …「~を通して」
などのフレーズをつけ加えて、具体的にどのような準備をしているのを示すと、より相手に自分の状況をわかりやすく伝えることができますよ!
- We should prepare for our summer vacation by booking flights and hotels.
(フライトやホテルを予約して夏休みの準備をしないと。)
- She is preparing for the interview to ensure she makes a good impression.
(彼女は良い印象を与えるために面接に備えている。) - He is preparing for his exam through intensive study and practice tests.
(彼は集中的な勉強と模擬試験を通して試験に備えています。)
prepare とprepare forの使い分け方のコツ
もう少し「prepare」と「prepare for」を使う状況のちがいをイメージするために、ここでは2つの例文を比べて、「prepare」と「prepare for」の使い分け方のコツをみていきましょう。
She is preparing her presentation for the meeting.
- 意味と状況:
- この文では、彼女が「会議用のプレゼンテーションそのものを準備している」ことを表します。
- 彼女が行っていること:
- スライド作成(PowerPointやGoogleスライドなど)。
- グラフや画像の挿入。
- プレゼンテーションの構成を考える。
- 事前に配布する資料を準備する。
- 状況:
- 会議で使うプレゼンをまだ完成させておらず、それに取り組んでいる段階。
- プレゼンの具体的な内容や視覚的な要素を仕上げる作業中。
- 想定される人物像
- 仕事:プロジェクトマネージャー、営業職、またはマーケティング担当者など。
- 状況:締切前で、集中してデスクワークをしている。
会議が翌日に迫っており、オフィスや自宅で夜遅くまで作業している。

資料やスライドを作成したり、構成を考えるといったプレゼンに直接かかわることをしているときは「prepare」を使うんですね!
She is preparing for her presentation for the meeting.
- 意味と状況:
- この文では、彼女が「会議用のプレゼンを行うための準備をしている」ことを表します。
プレゼンそのものはすでに完成している可能性が高く、プレゼンを実際に発表するための準備に焦点がある点が重要です。
- この文では、彼女が「会議用のプレゼンを行うための準備をしている」ことを表します。
- 彼女が行っていること:
- 発表の練習(内容を覚える、話す順序を確認する)。
- 声のトーンや抑揚を練習する。
- プレゼンに関する質問や議論に備えるためのシミュレーション。
- 身だしなみのチェック(スーツや服装の選定など)。
- 状況::プレゼンの内容は完成しており、発表を成功させるために備えている段階。
当日のリハーサルや心構えが中心。 - 想定される人物像
- 仕事:マネージャー、新入社員、大学生(学会や授業での発表準備)。
- 状況:緊張していて、友人や同僚の前で練習している。
プレゼンの当日または前日に準備の最終調整をしている。
鏡の前で身振り手振りを交えながら話す練習をしている。
聴衆の前での質問を予測して、答え方を考えている。

「prepare for」はプレゼンを成功させるためのいろいろな準備活動をしているときに使えばいいんですね!
まとめ:伝えたい内容と状況に合わせて上手に使い分けよう
- prepare: 準備の対象そのものに直接手を加えたり作業をしたりしている場合
- prepare for: ある目的や状況に備えるための準備を広く指す場合

forがつくだけで、どういう状況を伝えたいのかがずいぶん変わるんですね!
例文を比べてイメージしてみると、どんな状況で使いわければいいのかよく理解できました!

I’m glad to hear that!
このようなちがいに気づいて、状況に応じて使い分けられるようになると、ますます英語を使うことが楽しくなりますね!
ぜひ活用してみてください。
That’s it for today.
Keep up the good work!


