
海外ドラマの話し合いをしているシーンで、”Let me put it this way.”っていうのがあったんですが、「こういう風に置かせて」って何をどういう風に置くんですか?!
話の流れがチンプンカンプンになってしまったんですが…

そうですよね。
この場合の”put”は「~を置く」という意味ではないんですよ!
英語を勉強していればよく目にする動詞”put”。
実は”put”には、「~を置く」という意味以外での使われ方があるのはご存知でしたか?
今回のレッスンでは、ネイティブが日常的によく使う便利なフレーズ”let me put it this way”の”put”の意味やフレーズのニュアンス、適切な使い方をシチュエーション別の例文を交えてお伝えします。
”Let me put it this way”の代わりに使えるよりていねいな表現もご紹介していますので、確実に英会話力をレベルアップしていきましょう!
”Let me put it this way”における”put”はどういう意味?
では早速、”Let me put it this way”の”put”がどういう意味なのかご説明しますね!
ここでの”put”は、「(考えや気持ちなど)を言い表す、表現する」というニュアンスで使われています。
このニュアンスをつかむために、例文で使い方を確認していきましょう!
- It’s hard to put into words how much I appreciate your help.
「あなたの助けにどれだけ感謝しているかを言葉で表すのは難しいです。」 - How can I put it… It’s not bad, but it’s not great either.
「どう言えばいいかな?悪くはないけど、すごく良いわけでもないんだ。」 - Simply put, we need to work harder to meet the deadline.
「簡単に言えば、締め切りに間に合わせるためにもっと頑張る必要があります。」 - As you put it, the solution was right in front of us all along.
あなたが言った通り、解決策はずっと目の前にありました。
他にも日常会話で便利に使えるさまざまな”put”のバリエーションを使いこなしたい方は、こちらの記事もぜひ参考にしてみてくださいね!
”Let me put it this way”のニュアンスと使うメリット
”Let me put it this way”のニュアンス
次に、”Let me put it this way”のフレーズ全体の意味を見ていきましょう!
”Let me put it this way”は、「こう考えてみたらどうかな」「では、こう言えばいいかな」というニュアンスで、相手に別の言い方で説明するときや相手に納得してもらえるようにわかりやすく言い換えたいときに使います。
”Let me put it this way”を使うメリット
”Let me put it this way”を前置きとして取り入れることで、相手の懸念に対して、新しい視点や別の角度からのメリットを示し、自分の主張したいことを説得力をもたせて伝え直すことができますよ!
このフレーズを一言はさむことで、相手に対する攻撃的な印象をやわらげる効果もあるんです。

なるほど!
みーなが見たのは「話し合いをしているシーン」だったので、”Let me put it this way”を使って、相手が納得するように言い換え、理解してもらおうとしてたんですね!

会話力をアップさせたい人には、ぜひ取り入れてほしいおすすめフレーズです!
”Let me put it this way”の自然な使い方:シチュエーション別会話例

実際に例文を使って練習すると、フレーズの使い方のイメージがより湧きやすくなりますので、『日常生活であるあるのシチュエーション別会話例』をご用意しました。
どのような文脈で使うのが適切かを理解しやすくするために、少し長めの会話例になっています。
自分で実際にフレーズを使っているイメージで、ぜひ声に出して練習し、”Let me put it this way”の使い方を体得していきましょう!

声に出して練習することで、スピーキング力アップにもつながりますよ!
英文がすべて理解できなくても大丈夫!まずは日本語訳を見ながら、どういう会話の流れの中で”let me put it this way”が使われているのかを理解することからスタート!
【新しい趣味に関する会話】
A: You should try yoga. It’s really good for you.
「ヨガを試してみるべきよ。本当に体にいいの。
B: I don’t think so. I’m not flexible at all, and I’d look ridiculous.
「どうかな。私は全然柔軟じゃないし、変な格好になるだけだよ。」
A: Let me put it this way – yoga isn’t about being flexible, it’s about becoming flexible. Everyone starts somewhere, and it’s more about feeling good than looking good.
「こう考えてみて – ヨガは柔軟であることが重要なのではなく、柔軟になっていくことが大切なの。誰でも初めは初心者だし、見た目がどうこうよりも心地よく感じることが大事よ。」
B: I hadn’t thought about it like that. Maybe I’ll give it a try.
「そういう考え方をしたことなかったわ。やってみようかな。」
【学習方法に関する会話】
A: You should take online courses to learn new skills.
「新しいスキルを学ぶためにオンラインコースを受けるべきだよ。」
B: I prefer traditional classroom learning. Online doesn’t feel real enough.
「従来通り教室で勉強する方が好きなんだよね。オンラインはリアルじゃない感じがして。」
A: Let me put it this way – online courses let you learn at your own pace, replay difficult sections, and fit studying around your schedule. Plus, you’re learning the digital collaboration skills that modern companies value.
「こう考えてみたらどうかな – オンラインコースなら自分のペースで学べて、難しい部分を繰り返し見られるし、自分のスケジュールに合わせて勉強できるよ。それに、今どきの企業が重視するデジタルコラボレーションスキルも身につくんだ。」
B: I hadn’t considered those advantages. Maybe online learning is worth trying.
「そういった利点を考えていなかったわ。オンライン学習を試してみる価値はありそうだね。」
【ペット飼育に関する会話】
A: Let’s adopt a dog from the shelter.
「シェルターから犬を引き取ろうよ。」
B: I don’t think we have time to take care of a dog.
「犬の世話をする時間がないと思うんだけど。」
A: Let me put it this way – having a dog will actually make us more active and organized. It’ll give us a reason to go for walks, stick to a routine, and spend more quality time together instead of just watching TV.
「こう考えてみて – 犬を飼ったら、実はもっとアクティブで規則正しい生活になるのよ。散歩に行く理由ができるし、ルーティーンができて、ただTVを見てるんじゃなく一緒に質の良い時間を過ごせるようになるわ。」
B: That’s true. It could actually improve our lifestyle.
「そうだね。実際に生活スタイルが良くなるかもしれないな。」
【運動習慣に関する会話】
A: You need to start exercising in the morning before work.
「仕事に行く前に朝の運動を始める必要があるよね。」
B: That’s impossible. I can barely wake up on time as it is.
「それは無理だよ。今でさえギリギリ起きられてるんだから。」
A: Let me put it this way – morning exercise actually gives you more energy throughout the day, and you’ll sleep better at night. Start with just 10 minutes, and you’ll feel accomplished before your day even begins.”
「こう考えてみて – 実際朝運動すると、一日を通してもっと元気でいられるし、夜もよく眠れるようになるんだよ。最初は10分から始めればいいし、一日が始まる前に達成感を味わえるよ。)
B: Starting with just 10 minutes doesn’t sound so bad. I could try that.
「10分だけなら、そんなに大変そうじゃないね。試してみようかな。」
【新しい仕事に関する会話】
A: You should accept the job offer in another city.
「他の街でのその仕事のオファーを受けるべきだよ)
B: I can’t leave my friends and family behind.
「友達や家族を置いていけないよ。」
A: Let me put it this way – this move could be the stepping stone to your dream career, and with today’s technology, you can stay connected easily. Plus, you’ll create a whole new network of friends while keeping your old ones.
「こう考えてみたらいいんじゃない – この変化は夢のキャリアへの足がかりになるかもしれないし、現代の技術があれば簡単に連絡を取り合えるよ。それに、むかしながらの友人関係を保ちながら、新しい人間関係も作れるんだ。」
B: I suppose you’re right. It could be an exciting new chapter.
「そうだよね。わくわくする新しい一区切りになるかもしれないな。」
”Let me put it this way”を使う上での注意点
”Let me put it this way”はどんな関係の人とどんな場面で使うのが適切?
このフレーズは、「わたしの意見の方がいい/わかりやすい」というニュアンスが若干含まれているように受け取られる可能性もありますので、誰に対してどのようなシチュエーションで使うのかには注意が必要です。
- 同僚間(peer-to-peer)
- 友人関係
- 家族間
- メンター・教師から生徒へ
- カウンセラーからクライアントへ
- ビジネスにおける対等な取引先との会話
- 目上の人(ボス、上司)に対して
- フォーマルな場面(会議、プレゼンテーション等)
上記のような関係性やシチュエーションの場合は、基本的には避ける方が無難ですが、以下の場合は使うことも可能です。
- 長年の信頼関係がある場合
- 比較的カジュアルな社風の会社
- ボスが自由な意見交換を奨励している環境
- 専門的な知識を説明する文脈で、より分かりやすく言い換える場合

日常会話フレーズは、便利な反面、誰とどういうときに使うのかを考えるのも大切なんですね!
”Let me put it this way”のよりていねいな代替表現

最後に、”Let me put it this way”の代わりに使えるよりていねいな表現もご紹介します。
特にフォーマルなシーンでの使用がおすすめのフレーズです。
シチュエーションに応じた適切なフレーズを使いこなして、会話のバリエーションをどんどん増やしていきましょう!

相手の立場を尊重しながらも、新しい視点を伝えたいときなどに使ってみてくださいね!
”Let me put it this way”の使い方まとめ
- ”Let me put it this way”は、「こう考えてみたらどうかな」「では、こう言えばいいかな」というニュアンス
- カジュアルな表現なので、「誰に対して」「どのようなシチュエーションで使うのか」に注意!
- 必要に応じて、”Let me put it this way”よりもていねいな代替表現も活用しよう!

今回ご紹介した”Let me put it this way”をしっかり使いこなして、どんどん英語の世界を広げていきましょう!



